雪月花のブログ

小学校受験と幼児教育を講師とお母さん目線から、そして日常のあれこれを書き記します。

居宅訪問型保育士資格研修終了

長らくのお休みすいません。
この歳になると、いろいろなことが降ってくるもので、親の体調が思わしくなく急遽帰省したり、その合間に新しい仕事がスタートしたりして、あっという間に1月が過ぎて行きました。
そんな中、1月18,19,20,23,24と5日間、東京都の居宅訪問型保育士の基礎研修があり、受講してきました。


幼児教育の業界に足かけ12年いて、大手幼児教室で働いていた時も資格研修等々で子どもの発育等について勉強したことはありましたが、改めて大変勉強になる内容でした。
特に事故を防ぐために気を付けて行うべきこと等は、この業界に身を置くものとして勉強できて本当に良かった。
改めて自分の子供が事故やケガに合わなかったのは、ただのラッキーだったんだな、と思いました。
まず守るべきは命の安全。体の健康、そして心と頭の発育。
獣身人心は福沢先生の教えですが、今も昔もこれは変わらず。


この居宅訪問型保育士の資格ですが、共働き家庭が増えて保育園の需要が高くなり、保育園に入園希望の児童が保育園の定員を超え、待機児童が増えたことで資格認定制度が2015年にスタート。
保育園の抽選に外れた0~3歳児の家庭は、この居宅訪問型保育士制度を利用して、児童1名につき一人の保育士(保育士派遣事業所に所属していることが条件)が自宅に来て保育をしてもらえるというものです。


子どもは慣れ親しんだ自宅で過ごすことが出来、親は送迎の負担もなく職場に直行直帰出来て育児の負担が減る、夜勤の人も夜間利用可能(保育士は宿泊してくれます)、発熱等の病気の日も預かって貰えてメリットいっぱい。
保育料は保育園に通っているのと同じ料金で利用出来ます。
3歳以上でも、自治体の認定条件を満たしていれば引き続きこの制度を利用して保育士に家に来てもらうことが出来ます。
2017年に都下に8000人いた待機児童、2023年度は0人だそうです。
凄い。


そんな制度あったんなら、私も利用したかったよ~!!!と思う私たち世代のママはとっても多いと思います。
まあ、親のための制度というよりは、女性にもひとり親にもがんがん働いてもらって税金を納めて欲しいからなのでしょうけれども。


メリットばかりと感じるこの制度のいくつかの問題点。
この制度は全国にありますが、この保育制度を利用できる人の認定基準は各自治体毎に違う。取り入れていない自治体もある。
東京都は保育所に申し込んだけど、抽選に外れたことが条件。
居宅型を利用したいと思っても、選択の自由はない、と言うこと。


重篤な症状を除いて子どもが風邪で機嫌や具合が悪い日や、他のお子さんに病気をうつさない為にも、病気の回復後もう少し自宅で様子を見たい時などに、申し込みをしたら単発でも利用できる等、もっと制度が柔軟になると子育て世代にはありがたいですよね。


今日も読んでいただきありがとうございます。



あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞお付き合いください。
どうぞよろしくお願いいたします。


年末、今年度最後の行動観察講座(新年長対象)があり、それに続いて2023年度入試で合格を勝ち取った生徒の皆様のお祝い会がありました。
無事、お母さま方全員に直接お祝いの言葉を伝えることが出来ました。
そしてこの子供たちに会えるのもこれで一旦は最後か、と思うととても寂しい気持ちになりました。
彼らのこれからの人生が幸多きものであることを、ただ切に願います。


合格までの道のりは、大変なことの方が多かったと思います。
100点満点の結果が出なかったご家庭もあるかもしれません。
けれど、我が家もそうであったように、今すぐにはそう思えなくとも振り返れば、受験は子育ての中の大きな通過点の一つであり、その結果をどうとらえて前向きに過ごしていくかがその子の先の人生を大きく変えていくと信じています。
今の結果が the best of the bestと信じて、Let's keep moving forward!


先日SNSで
「無条件で愛されているのは、子どもではなく親の方」と言う事実に一人でも多くの親が気付くべき。
と言う文章を読みました。
自戒も込めて、今年度、また小さな戦士と長い戦いの道のりに踏み出すご両親の皆様に、この言葉を贈りたいと思います。


どんな時も一緒に頑張りましょ!

今日も読んでいただきありがとうございます。
次回からは引き続き幼児期の英語学習についてのアドバイスを書いていきます。



幼児期の英語教育について③input

今日はクリスマスイブですね。
ご家族やお友達と楽しいイベントを企画される方も多いのではないでしょうか。
一方私は今年はクリぼっち(死語?)えーん。
息子は彼女と、オットは一足先に帰省中。
好きなもの食べてやるーーー!


さて、昨日は、主に聴覚について書きましたが、引き続き視覚刺激も含め、語学習得にまずは必要なインプットの作業について書いていきます。


赤ちゃんに話しかけている時、話している人の口元をじっと見ていると思いますが、口元を見てどのように口を動かして音を発しているかを見て学習していると言われています。
すなわち聴覚と視覚をフル活用して、赤ちゃんは言葉を覚えていく。
見て、聞いて覚える期間はインプットの期間です。
大量の言葉の情報をインプットすることで、言語回路が構築されていき、インプットした情報量が一定の量を超えると今度はアウトプット(発語)の期間に入ります。
インプットとアウトプットを繰り返すことで、言語回路がより強固なものになっていきます。言葉の通り、見て、聞いて、真似て言葉を覚えていくわけです。

また、英語の学習法に「問答法」という学習方法があります。どのような学習方法かと言うと、質問と答えをセットで覚えていくものです。
単語だけ覚えてもそれらを活用することは出来ません。
会話のパターンの中から、今何を聞かれているのか、こう聞かれた時は何を答えるべきかを学習します。
代表的なものにおそらくどなたでも習った経験がある
”How are you? ” ”I'm fine ,thank you,and you?"
がありますね。
こんなかしこまった会話ネイティブはせーへんわ!はさておき、How are you?と聞かれたら何を聞かれているか理解できるし、何を答えるべきか知っているわけです。
赤ちゃんはこれらを自然に行って、言語回路を構築していきます。
ですので、基本的には家族の人数が多い家庭環境や、お話しが好きで声掛けが多いご家庭、家族間の会話が多いご家庭で生活しているお子さまほど早いスピードで言語を習得していきます。
言うまでもなく、会話のパターンが豊富、飛び交う語彙が多いからです。


それで、ここ数年のお子様の口頭試問練習を見ていると、滑舌が良くない、発語がはっきりしないお子様が多いように感じます。
講師仲間とこれはマスク社会の弊害かもね、と話しています。
今、マスクのせいで会話が減り、また、園や家の外では大人の口元を見る機会がコロナ前より少ないからかと思います。
じゃあ、イスラムのヒジャブをかぶっている人たちはどうやって?と言うお話になると、エビデンスは何もないので反論できませんが、言葉がはっきりしないことで悩んでおられる親御様がいらっしゃるとしたら、アドバイスとしては「お家でお子様とお話するときは、出来るだけ向かい合って互いの顔を見てお話するようにしてください。」です。


聞き間違いをしたまま、間違えて覚えた言葉は、大抵は小学校に入学して書き取りをする段階で矯正されます。「しゃもうまま」は「しゃぼんだま」か!みたいなことです。
年の近い兄弟で、まだ舌ったらずな上の子から言葉を学ぶ機会が多い下の子供は、言葉の覚え間違いが多い傾向があります。けれどもそういう理由ですので、覚え間違いが気になったら、紙にひらがなを書いてあげて、一文字ずつ指さしながら発音してあげることでも、矯正効果があります。


明日以降も言語回路の構築について書いていきたいと思います。


今日も読んでいただき、ありがとうございます。



幼児期の英語教育について②

冬至のゆずについて話題になっていましたね。


理科的知識として、ゆずがどんな果物か色や形を知っている必要はあると思います。ただ、問題集を作っていた側として言えるのは、ツバキとサザンカ以上に「ゆずとみかん、だいだい」の違いをイラストで、しかもモノトーンの世界観で表現するのは難しいので、ゆずはどれか?を問う問題が試験に出ることは無いと言うことです。あり得るとしたら、冬至が設定のお話の記憶で「お風呂に入れた果物はどれでしょう?」くらいかな。でもそれって良問なのかな、と思います。


基本に戻って、日本行事を「教養」として学ぶ意味合いとして、「試験に出なければ知らなくていい!」ということではありませんので、ゆず湯を用意し、カボチャ(夏野菜)を煮たお父さまお母さま方は素敵です。
ちなみに鏡餅の上に乗っているのはミカンではありません。だいだいですよー!


さて、本題。
これから書くことは英語教育に興味を持っている人なら一度はどこかで読んだことがあると思うのですが、人間の感覚器はほぼ6歳までに形成される、と言うお話です。
(運動能力に関してはゴールデンエイジと言われている年齢がありますが、それについてはまた後日書いていきます。)


赤ちゃんは生まれた時からいろいろな情報をすべての感覚器で受け取って、それを構築して行き、自発的に様々な能力を伸ばしていきます。
その伸ばすべき能力の中で、語学習得について特化してお話すると、必要な感覚器は目と耳です。
海外の実験で、生まれたばかりの子猫の片目をテープで閉じて6週間過ごさせると、閉じておいた側の視力は、開いていた目に比べて著しく劣るという実験結果があります。(ニュートンで読んだ)
このように適切な時期に適切な刺激を受けることは人間の成長にとっても大切で、人間の場合はその時期が6歳ごろまでと言われています。


生まれたばかりの赤ちゃんはどんな音も聞き取り、聞き分けることができます。
しかしながら、普段聞かない音に関しては、その音を聞く能力を伸ばす機会が無いので、成長するにつれだんだんと聞くことが出来なくなっていきます。
それで、ここで言われているのが日本語の音域と英語の音域(周波数)は違う、と言うことなんですね。もうちょっと詳しくお知りになりたい方は下の記事を読んでみてください。
聞き取れないのは周波数のせい?英語のリスニング力を高める「ながら学習」 | リクナビNEXTジャーナル


その意味から、6歳までに日本語と並行して日常的に英語の音を聞かせることは、将来、リスニング力のためにはとても大切だと言うことです。
周波数の違いについて自分が良く感じるのは、日本の空港の雑踏で、日本語のアナウンスは聞き取りにくく、英語のアナウンスの方が良く耳に届くことです。日本語の雑音の中で、違う周波で耳に届くからなのだろうな、と思います。


英語を聞くことで、英語の言語回路の構築までに到達できなくとも、音をとにかく聞いていることがまずは大切だ、と言うことをお伝えしたくて、今日は書きました。
次回はまたこの続き、聞いた後はどうなっていくのか、について書いていきたいと思います。


今日も読んでいただき、ありがとうございます。






幼児期の英語教育について①

関東は今朝は曇り空です。
クリスマス寒波が来るという予報もあります。
ホワイトクリスマスを期待してしまうのですが、新潟の急な大雪大変でしたね。
被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。


さて、昨日告知した幼児期の英語学習のお話を始めて行きたいと思います。
お家できること程度で、参考にしていただけると幸いです。
(念のためお伝えしておきますが、企業内で英語講師資格を取得する際に習ったメソッドです。)


私自身、若い頃に海外でお仕事をしていたので、環境があれば言語を習得できるのだなぁと常々思っておりました。
それで子供が生まれてまず、幼稚園に入園する前に1年半、週2回、朝から夕方までのインターナショナルプリスクールに通わせました。
2歳はまだ日本語でも「とうもころし」や「へメレット」と間違えて発語している段階なので、入園当初は英語も(それは英語なの?)と言う状態でした。
家でご飯を食べる時に毎回「イララバタ、イララブレ」と言うので、先生に「あれは何でしょう?」とお聞きしたら、「Thank you for butter,thank you for breadですかね。」と言われてひっくり返った程でした。
Thank youをイララと聞き取るうちの子のリスニング力よ…


2年目になると、例えば公園遊びでネイティブの先生に「shovel please!」や、ブランコでは「push me♪」と言うくらいにはなりました。
けれど実際見ていると、子供同士は得意な方の言語、すなわち日本語で会話している状態でした。


日本のごく普通の幼稚園に入園したある日「山小屋一軒ありまして~♪」と定番のマザーグースの歌を習ってきたので、息子に「それ前に習ったよね、little cabin in the wood ♪だよね。」と言ったら、「違う!」と言われました。
この謎は、英語の講師を始めて解けることになります。


インタープリは幼稚園に入園してからも、小学校受験準備を始めるまでの2年間、週1回、アフタースクールで通わせて頂きました。
結論から書くと、大人になった息子から、この時期に沢山英語の音に触れさせてもらえたことを感謝されています。


明日からはお家で出来るリスニング力の鍛え方、そしてその理由をメソッドに沿って書いていきます。


今日も読んでいただき、ありがとうございます。